2015年4月,アメリカH-1B(専門職者)ビザ事情

アメリカで働くために、主に学士を対象とするH-1Bという就労ビザがある。4月1日から5営業日の間だけ申請でき、発給枠は65000件。そのうちシンガポールとチリへの割り当てが6800件あるので、例えば日本人なら58200件での競争だ(院卒者には20000件の別枠があ…

今年のハノイは熱い!

先日ハノイに行ってきました。 3月の時は毎日小雨と曇り空。7月は43℃のくもり空!! そんな天気をもろともせずにハノイの人々はいつも変わらず、しっかり働いています。慣れもあるでしょうが、生活人の精神力という強さというかなんというかをひしと感じて…

EPA研究者・ハノイ商工省でプレゼンテーション

9月12日、元九州大学でEPA三羽烏と称された大野俊氏(現京都大)平野裕子氏(現長崎大)小川玲子氏(九大)の三氏が初のEPA関連調査のためハノイを訪れた。 AHPは三氏に是非にとお願いして、9月17日にEPA交渉責任者の商工省と国家委員会のメンバーに…

日本・ベトナムEPA看護・介護交渉団・キャン副大臣とベトナム人看護師の意見交換 5月30日

日越EPA交渉のため来日している交渉団が、交渉の前日で多忙にもかかわらずベトナム人看護師たちの意見を聞く時間を設けてくれました。 日本語学習、国家試験の内容、病院での働きぶり、院内のスタッフ、患者さんや家族の対応など、ベトナムの看護業務には…

日本・ベトナムEPA看護・介護交渉団・キャン副大臣と意見交換 5月27日

日本とベトナムの第三回交渉が5月31日と6月1日に行われます。そのために来日した交渉団(団長:商工省副大臣)の皆さまが奈良東病院をおとずれ、インドネシアとフィリピンEPAの候補生たちと歓談しました。 奈良東病院と関連法人はインドネシアの第一期看…

(外国人)看護師臨床修練の活用を!!

EPAインドネシア人看護師の在留期間が一年延長になるのは、この寒い冬にあって、ほんわかと暖かな朗報ですね。ただ、これまでの三年間と同じ「看護助手」として一年延長するのがいいかどうかを考えたいと思います。 看護助手のままでいいから国家試験合格を…

ベトナム国会社会委員会とのEPA意見交換

12月16日に、ベトナム国会社会委員会副議長のグエン ヴァン ティエン氏を団長とする社会保障に関する視察団8名が袖ヶ浦さつき台病院を訪問しました。ここで働くベトナム人看護師たちがアテンドして病院や介護施設を見学し、昼食をとりながら、看護部長…

2010年11月30日、ベトナム人看護師56名の苦労が報われた日

1990年の入管法改正で医療従事者に在留資格(ビザ)が新設され、高度人材として働くことができるようになりました。しかし医師は6年間、他の職種は4年間という期間制限が付いたものでした。その後2006年3月に医師には制限がなくなり、看護師は7年に延長、他…

ベトナム自然人の移動小委員会に参加・於:ベトナム商工省 26,Nov

9月に引き続き、11月26日にハノイで日越PA看護師・介護福祉士に関するスキーム構築会議に出席しました。今回はAHPから4名が参加し、商工省会議室での長時間に及ぶミーティングは、実施に係る具体的な話題が多くでました。 田中さん(病院事務長)、剣持さん…

青山学院大学+北里大学主催シンポジウム「外国人看護師、今後の展望」

秋晴れの9月26日に青山学院大学でシンポが開かれました。 研究者グループは、このテーマでは外せない安里さん、日本と韓国の外国人問題とくればやはりソン・ウンソクさん、日系人に詳しく外国人労働問題を語る丹野さん。現場グループは、日本病院会副会長と…

ベトナム・ダナン医療技術短大日本語クラス

昨年からベトナム医療省と準備を進めてきた日本語クラスが開講しました。9月6日に開講式を行い、さっそく7日から授業開始です。午前は既卒者のためのコース、夕方からは現役3年生対象のコースです。これから1年間日本語を毎日学び、N3(準2級)をめざします。…

ベトナム側EPA自然人の移動小委員会に参加

9月10日、ベトナム・ハノイの商工省で、EPA・自然人の移動小委員会に参加し、看護師・介護福祉士に関する傾向と対策に、口角泡を飛ばす、と言ってはオーバーですが、ほんとに熱の入った議論をしてきました。日本と交渉するこの委員会は他に医療省と労働省が…

安倍元総理とベトナム人看護師たちとの対話

夏真っ盛りの夕刻、千葉袖ケ浦の台地から見る夕陽はほんとうに綺麗でした。 9月4日、安倍元総理がベトナム人看護師たちとの対話が行われました。 インドネシアEPAの調印、APECハノイのときの首相として、外国人看護師にもベトナムにも関心をもたれ、一人でも…

ガル・サポ主催の討論会7/3 参加報告

7月3日のガルータサポーターズ車座討論会でこんな提案をしました。EPAのプログラムでいえば、「来日した候補生が主役である」という認識に立ち、常にここから発想することが大事。 EPA参加者の目的は、各自にいろいろありますでしょう。が、受入れ側の目的は…

EPAフィリピン人看護師エヴァーさん合格へのプロセス・・・・②

実は、小松本先生とエヴァーさんにお会いするのは初めてだが、お話しするのは二回目である。4月9日にNHKラジオでご一緒させていただいた。とは言え、先生とエヴァーさんは病院から電話で、私はスタジオから話をするということで、会話の接触だけであったが今…

EPAフィリピン人看護師エヴァーさん合格へのプロセス・・・・①

◆日比EPA看護師第一号となった足利赤十字病院のエヴァーさん。その合格方法を院長の小松本先生に伺ってきました。 曇り空の5月末、院長室でのお話しは、先生の戦略により見事な結果を得ることができた喜びと自信にあふれ、来年につながることを確信しました…