安倍元総理とベトナム人看護師たちとの対話


夏真っ盛りの夕刻、千葉袖ケ浦の台地から見る夕陽はほんとうに綺麗でした。
9月4日、安倍元総理がベトナム人看護師たちとの対話が行われました。
インドネシアEPAの調印、APECハノイのときの首相として、外国人看護師にもベトナムにも関心をもたれ、一人でも多くの合格者をと願っておられました。そこで、まず日本語教育について、「来日前に日本語を学ぶのと日本に来てから学ぶのとではどちらがいいですか?」。 これに対して『もちろん日本に来る前に学ぶのがいいです。もしどこか海外に行きたいと思ったらまずその国の言葉を勉強するでしょう。EPAの人たちは可哀そうです。日本に来たときにまったく言葉が通じなくて、どうやって日本人とコミュニケーションとるのでしょうか。それだけでもストレスです』 「いま、一番関心あるのは何ですか」。 『ビザです。私たちは国家資格をとっても7年間しか働けません。ITの人たちはそんなことないのに、どうして看護師は続けてはいけないのですか?』  他に、看護の勉強、仕事の楽しさやつらさ、日本に住んでどうですか、など。言葉のやり取りがスムースで的確な反応が返ってくることに、「みなさんのような方々に、もっと日本に来てもらいたいですね」、と。
言葉の壁を越えたのに・・・外国人看護師7年の壁、もうすぐ取り払われる事を願いつつ。